常磐津「屋敷娘(やしきむすめ)」

2019年 6月2日 ㈰
(14時32分から14時52分上演)

銀座ブロッサム 中央会館

(あらすじ)
江戸時代武家屋敷に行儀見習いに行っている娘が、年に一度か二度に許される宿下がりの様子を表した曲でございます。

昔の娘たちにとって武家の屋敷に奉公をして、しっかりと礼儀作法を身につけることは、良縁を得る方法のひとつと言われておりました。

堅苦しい奉公から解放され、
家に帰る途中ウキウキとしたり、
ちょっとおませな娘ごころや、
好きな男の人に想いを寄せる意地らしい様子を表現しております。
寄り道をしながら花びらを集めてつくった鞠をついたり、菊の花に戯れている蝶々を追いかけて遊んでいる様子を可愛らしく表現されております。

夕方になって鐘が「ゴーン」と鳴り
帰らなければいけない時間になってしまい、
寂しさを表しながら娘は屋敷へと戻っていきます。